藍染工房ルアフ

阿波藍木灰汁醗酵建とは



藍染工房ルアフ
 太陽と水の恩みを余すところなく受けとり、藍は刈り入れの時を待ちます。


*2016.8.4. 徳島県名西郡石井町浦庄字諏訪、外山スクモ商の藍畑より。


 世界では日本を「Japan Blue」として認知しています。また、サッカー日本代表のユニホームの「サムライブルー」もルーツは阿波藍の紺色です。


 その「Japan Blue」とは「日本の藍染」を指した言葉なのです。
また当時は国内産の藍葉の種類は幾種もあり、国内の名だたる藍商がそれぞれの種類の藍を流通させていました。その幾種もの藍のなかで、徳島産の藍が最も優れていると評価されていましたので「Japan Blue」とは「阿波藍」を指す言葉だったのです。

 

藍染工房ルアフ
 刈り取った藍葉を細かく裁断し灼熱の天日で干します。(2016.8.4.外山・作業場より)


 徳島は藍を「スクモ」と呼び、藍の葉に水を打ちながら90日間寝床で攪拌させ70℃〜80℃になると完成となる製法が古来より伝わっています。


 当、工房はその「スクモ」に樫、椿を中心とした堅い木を薪ストーブで焼き、残った灰に熱湯を加え、ろ過した木灰汁をアルカリ分とする、古来より伝わる「木灰汁醗酵建て」による藍染を行っています。

藍染工房ルアフ
                  完成時の工房と15年ほど使用している薪ストーブ


 その結果、現代においても100%自然な染料として、古来より伝承されているように身に着けると肌に優しい、しかも、毒虫を寄せ付けにくい防虫、抗菌作用のある藍染に仕上がっています。
 藍染の防臭、防炎、保温、保湿効果、アトピーへの鎮静効果、肌の弱い乳幼児にも安心して使っていただける理由については「阿波ナビ」をご覧ください。
(阿波ナビより)

藍染工房ルアフ


本物の藍染を次世代にも伝え、世界で認められた阿波藍染「Jyapan Blue 」の「肌触り」を、「風合い」を1人でも多くの方に味わっていただければ幸いです。


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